バーチャルジャニーズからとうとうJr.に手を出した
バーチャルジャニーズというものを知っているだろうか。
これは、そんなコンテンツに足を取られたオタクの備忘録である。
あまりにいい感じに転がり落ちてしまったのでまだツイッターのログがあるうちに残しておくだけの記事だよ!あすかなはいいぞ。
■2/19
遡ることひと月と少し。そのプロジェクトは始動しました。
VTuberってご存知ですか?3Dモデルのキャラクターの姿を借りて、そのキャラクターの人格として配信するコンテンツ。それにジャニーズが進出するということでジャニオタ界隈が騒然としたのがこの日でした。
基本的にジャニオタって面白そうなものには食いつくけれど、新しいものへの抵抗があるタイプも少なくなく、TLを見ている限りでは賛否両論といったところ。
まあ当然の反応だと感じた。だってバーチャルアイドルの"中身"になるタレントにはもう固定のファンがついていて、しかもジャニーズとくればその子達だって充分見目麗しいわけで、それがわざわざ二次元の見た目を借りて活動することに意味ってあるの?というのは私自身思っていました。
まあしかしものは試し。
バーチャルジャニーズの話題で持ちきりになったその当日に初回配信をやるということで軽率に覗きに行くか~とその夜はショールームに登録して待機。なんなら物見遊山くらいの気分で見に行ったわけです。
結果としては完全に心を掴まれました。なにが物見遊山だ。
新規コンテンツが気になるオタクたちが押しかけ配信サイトのコメントが反映されなくなるなどのトラブルに見舞われながらも、全てを中の人のスキルで乗り切った実力に胸を昂ぶらせながら、バーチャルの姿を挟むことによってタレントと直接的には接しないちょうどいい距離感があることに納得しました。
ジャニーズタレントと直にコメントで接しながらも一枚の壁がそこにある感覚。それってジャニーズのアイドルの楽しみ方としてあまりにも丁度いいんですよね。
これがタレント本人での配信だとしたらあまりに近すぎて生々しくなってしまう。いい意味での現実味のなさ、少し遠い世界で煌めいていることがジャニーズの良さだと思っているのでバーチャルの意味はそこですとんと腑に落ち、次回の配信も観測していくことを決めました。
バーチャルジャニーズとして活動をしているのは高校一年生の海堂飛鳥くん、そして高校二年生の苺谷星空くん。
そしてこの二人の声を担当しているのがなにわ男子の藤原丈一郎くんと大橋和也くん。
デビュー組では複数のグループを追ってはいるものの、「これ以上は手に負えないのでJr.には手を出さない」と宣言して活動をしてきたせいでなにわ男子の存在は知っていても、メンバーのことは西畑くん(二宮くん経由)と、道枝くん(横山くんのドラマ経由/顔が好き)しか知らなかったオタクです。藤原くん、大橋くんについては二人の顔も名前も知らないところからのスタートでした。
やはり配信当日は反響も気になるもの。バーチャルジャニーズのことをツイッターで検索していると、まあ当然のように中身の話も目に入ってくるわけです。
彼らがシンメであること、実際の年齢差はバーチャルと逆であること、星空くんのキャラクターは大橋くんに似ているが飛鳥くんのキャラクターは藤原くんとまるで違っていること。も~~ツイッター便利。オタク心をそそられる内容がやたら目に入ってくる。
なるほど、関ジュにはこういう子たちがいるのかと知識を得ながら翌日の配信を待機します。
■2/20
・ツイート見返したら完全にチョロオタの文脈
※ツイート画像はいずれも下から読んでください
■配信から一週間
最初はなんで一緒に配信しないんだろう、と思っていたのですが、個人の配信でお互いの話をすることで小出しにされた情報をオタクが組み合わせて想像の余地で楽しむやつなんですねこれ……そう、そういうの好き……お互いから語られる情報によって日増しに垣間見えていくあすかな(コンビ名)の関係性に生きているコンテンツの強みを感じ、知らず知らずのうちに毎日配信を見るようになって一週間。
海堂飛鳥の声が明らかに成長しました。
初回配信*1と最近の配信を聞き比べてもらうと、明らかにトーンが違うんですよ。
柔らかくて色気を内包していて、蕩けるように甘い飛鳥ちゃんの声を丈くんはここで確立しています。
すんごいんですよ笑い方から全然違うの。私は中の子のことをよく知っているわけじゃないから詳しい人が見ればまた違う意見なのかもしれないけど、丈くんの中に飛鳥ちゃんが存在することが信じられなかった。
この頃にはツイッターでもよく丈橋の動画を見ていたりしたんですが、動いている大橋くんは星空くんなのに丈くんはどこを見ても飛鳥ちゃんじゃない。その不思議さに心を奪われていました。
そしてこの頃から配信の録画を個人的にアーカイブし、見逃した友人の救済をするようになっています。オタクはすぐに沼の周りに手厚いサポートをするようになる。
■3/1
助けを求めていた。
都合の良すぎるタイミングでアイランドTVが始まったので早速なにわ男子の動画を観ます → かわいい……。
まんまと滝様の策略に引っかかってる。
この動画のおかげでなにわ男子のメンバーの顔が覚えられました。そして道枝くんの顔が好きだったので彼の可愛さに軽率に沸いています。道枝くんは元々横山さんのドラマに出ていたことで知っていて、顔の系統が好みだったので気になっている子ではありました。
■3/5
このあたりでバーチャルジャニーズから引き返せないのを実感します。あすかな自体も二人の関係性が明確に見えてきたり、周りの人間模様が少しずつわかってきたりふたりがバイトを始めたりと展開の多い時期でした。
■3/6
まだ丈くんと飛鳥ちゃんが結びついてない。しばらくの間ずっと「あすかちゃんはどこにいるの……」と呻いてたし今でも思ってます。どこにあの引き出しがあるの……。
配信開始から二週間が経過したこの頃には家へ帰って配信を聞くというルーティンが完全に日常の中へ組み込まれていました。
■3/10
ホワイデーにちなんで特別な企画を、ということであすかな初の二人配信をやることが決定した日です。いつかやると思ってたけどこんなに早くとは思っていなくて、この展開の早さにこのままひと月であすかなというコンテンツが終わってしまうのではないかと勝手に寂しくなって躁鬱でした。
実際いつまでやるのかはわからないけど無くなる前にはひと月前くらいに告知をしてほしい。すっかり日常になってしまったあすかなが急になくなると死んでしまうので心の準備をさせてほしい。
この時点でまだあすかな始まって一か月経ってません。
■3/11
二人配信……超………………よかった……。
それまであすかなとして二人が直接会話してる様子って見たことがなかったんですけど、飛鳥ちゃんが完全にファンの子に対する仕様から対星空仕様に切り替わって等身大の男の子になっていたのが本当に良かった*2。
ここまで想像と口伝だけで二人のやり取りを思い描いていたオタクたちの答え合わせになる配信だったわけです。
配信中に画面が止まったり音声がバグったり、3Dモデルの口元が動かくなってしまったりと本当に色々と機材トラブルがありつつもそれを全てアドリブで乗り切るポテンシャルの高さにも驚きました。一切機材のせいにせず演出に変換できるほど場馴れしているのが本当にすごかった。
配信後はあすかなにあてられて熱を出しました。
なんで?
■3/12
・友人に道枝くんかわいさを主張
もう普通になにわ男子応援してるオタクになってる。
■3/22
この頃には動画サイトでなにわ男子の音楽番組の動画を探し始めていました。察しのいい方はわかると思うのですが、動画を自主的に探し出したらもうズブズブに落ちることしかできないんですよね……。
以前、なにわ男子のメンバーをほとんど知らなかった頃はエイトのライブで彼らを見かけても道枝くんを野鳥の会していたことが多いのですが(実際去年のエイト追加公演では西畑道枝の印象しか残っていない)、この日はそうじゃないことに気付いてしまいました。
あれ?
大橋くんのこと目で追ってない?
以前は全く気にしていなかったはずの下手ポジションをずっと追ってしまっていることを自覚します。
大橋くんのこと見てるんですよ。
しかもそれ自分が気付いていなかっただけで今に始まったことじゃなくて、そういえば最近ずっと動画の中の大橋くんを探していて、どうしてか自分でもわからなくてだって顔の好みは道枝くんだったはずで、バーチャルだってあすかちゃんにめろめろになっていたはずで、自分の今までの傾向からいってもなにわなら順当に道枝ラインだろうと思っていたわけで、大橋和也に惹かれて仕方ないルートは想定していなかったんですよ。でも待って、今、誰よりも大橋くんのこと目が追ってる。大抵は好みの顔がいたらその子に落ち着くパターンが多かったのでまるで予定していなかった展開です。
手広く各グループに担当を作ってきたジャニオタなのでこれがどういうことなのかはすぐにわかります。まあこれくらいは初歩の初歩ですね。
これ、自担だ……。
確信めいた感覚。完全に足を取られたのがわかりました。*3
あすかな入りは永遠の新規なのかもしれないんですけどそれでも今、大橋くんのことがたくさん知りたい。Jr.に手を付けることを自制して何年もジャニオタやってきたはずなのにこんなところで好きになってしまった。
でも好きって思ってしまったらもう無理だから……。
そうでなくても最近Jr.の成長途上の危うげな少年性に心を掴まれてるオタクだったのですぐ感情が最高になっちゃった。
ひとまず落ち着くためにWebの日刊なにわ男子を覗きに行きましょう。
あれ……なにわちゃんって写真たくさん載せてるんですね……。見たいな……。
そして局動画というものに手を出しました。終わりの始まり。
Jr.情報局ってあの会費であんなに動画あるのコスパ良すぎないですか!?手始めに開いた動画がカウコンのなにわ男子で、ドームで歌う大橋くんの姿とかまだカウコンに出られない三人の元に駆けていく四人の姿とか見ながら「うれしい……」って泣いてたので完全に情緒が終わりました。
なんか大橋くん……健やかに育ってほしいんですよね……。
全てにおいて救われていてほしい…………愛……。
■3/23
・ちょろいオタクなので丈橋となにわ男子見たさにケンタッキーとSODAを買った
■3/24
リューン。
それは丈橋を語るブログでは必ずと言っていいほどに登場する舞台の名前です。この時点で先人たちのはてなブログを漁るようになっていた私も例に漏れずその舞台の名前はよく目にしていました。
アイランドTVでも本人たちが再演を宣伝してるのも見ていたし、そういやどこで公演あるんだろう~という軽い気持ちで公演情報を確認しました。軽い気持ちだったんです。信じてください。
家から徒歩5分の会場でやるって。
そんなことある?
家からそんな徒歩圏内でやるとは思ってないじゃないですか……?
まあどうせ東京大阪だろうな~と思いながら開いたんですよこちらは。遠征だったら春は現場も忙しいし諦めもつくかなと思っていたんですよこちらは。
ここでリューンのチケ取りチャレンジが予定に組み込まれます。
■3/30
取れた。
電話先行が一瞬で繋がったので取れてしまいました。あまりにあっさりだったので実感がないのですがチケットが手元にあるのでたぶん現実です。現場に入ったら後戻りできないと思ってたけどもう既に後戻りする気が一切ない。だって丈橋が見たいから。
■3/31
ということで2019も楽しく事務所のオタクでした。今後の展開にご期待ください!
あすかなはいいぞ。
■5/9 追記
これ以降最近は買い控えていた雑誌をまた定期的に買うようになったりリューン窓口販売に並んでチケットを増やしたり更に二回ほどジャニショで写真を買い足したり少年たちに通ったりしていたんですけど、特に初めての体験だったのは「デビューしてほしいな……」という気持ちなんですね……!
そりゃそう。デビュー組しか応援したことがなかったからこの感覚を知らなかった。
知れば知るほどになにわ男子を好きになってよかった……の気持ちになり、最近では何故か滝沢歌舞伎に同行させていただくことになってすのも可愛いな~!になってたり*4すとのライブ配信を見てみたり、あれだけJr.に手を付けることを躊躇っていたのに人は一度箍が外れるとダメです。
序盤はバーチャル主体だったはずなのに以降二か月が経過してみればあすかなというよりも現状は大橋くんにずぶずぶな状態で、やっぱりバーチャルより生身の人間を好きだ~~と思ってしまうあたりがジャニオタの性だな……と思うわけなんですけど……でも大橋くんがかっこいいから……!!!!新しい好きを見つけてしまったことが幸せで仕方ないので、このまま大橋くんを好きな生活を過ごして行こうと思っています。
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